学怨天獄−キャラクター紹介−


常盤鈴香

学園のマドンナ的存在。
いじめられっこの歩を気にかけている。
何一つ不自由なく育ったお嬢様。しかし「お嬢様」の仮面をかぶりつづけなければいけない為、精神的に自由を奪われており、家や親によって束縛されているという不満を常に抱いている。
囚われの身の自分を解放してくれる存在を追い求めている。
歩とは自分を崇拝させ、支配者・被支配者の関係を築く事で精神の均衡を保っていた。
屋上のフェンスを乗り越えた歩を説得しようと試みるもうまくいかず、支配していたはずの存在が自我を主張し、コントロールできない存在になってしまったと悟った時、精神の均衡が崩れ、(支配する立場を)他人によって奪われるよりは壊してしまう方がましと、歩を突き落としてしまった。

桂木 雛
気の強い、歩の幼馴染。
同級生で幼馴染の歩をいじめているが、それは愛情の裏返しで支配欲に駆られての事。
歩が自分にかまってくれないのでちょっかいを出しているに過ぎないのだが、気の強さが災いとなって、歩にはいじめとしか感じられない。
歩を強い人間に鍛えなおして、自分のモノにするのが2人にとって一番幸せな未来だと信じて疑わない。
歩を独占する為に、性的いじめを受け達してしまった歩の汚らわしい姿を常盤鈴香に見せつけた。
憧れの鈴香に情けない姿を見られたことがきっかけとなり、歩は自殺を図る。
歩の死に強い衝撃を受け、精神が不安定となっている。


高梨 歩
主人公
気が弱く、なよなよしていて、いつも周囲の目を憚ってビクビクしている。
幼馴染の桂木 雛にいじめられている。
学園のマドンナ常盤鈴香に憧れていた。


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